祝、初出版!スーパー針灸師 田中猛雄先輩 その8

  疲労抜きのカギは「身体感覚」

(この写真で何を伝えようとしているのか・・・?)

いよいよ最終回が近づいてきました。タケ師匠は著書の中で「自分の体に注意を向けて」「自分と対話しながら走って」「トレーニングの目的を意識して」と繰り返し言っています。これは、「疲れ」を察知する感覚を養い、磨くために必要なこと。

そして、師匠は言います。「最終的に[疲労が抜けた感覚]が察知できることが大切。自分の良好なコンディションを[身体感覚]として知っておくことが[疲労抜き]の基準になる。」と。

この部分は非常に感銘を受けました。疲労が抜けた感覚、そんな感覚、気づいたことない・・・。

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祝、初出版!スーパー針灸師 田中猛雄先輩 その7

 では、いよいよその「疲労抜きJOG」の具体的な走り方。 


(ハッキリ言って師匠は大食いですー笑)

初心者の目安  
[ハアハアと息が乱れる手前]くらいのスピードで1k走ったタイム×1.5倍 (6分かかったら9分ということ) 

■中級者の目安
1kのMAXタイム×2倍
      (4分かかったら8分ということ) 

いいですか!これが「疲労抜きJOG」の走り方です。超遅いでしょう(笑)。故障したランナーは痛みが出ないペースで走る、あるいは歩く。痛みがとれたら初心者のペースで疲労をさらに抜きながら足を作る。さらに回復したら中級者のペースで。 

 これが「ランニングで痛めた足は ランニングで治す」の真髄です。 

 最後に残る重要な「タケメソッド」は、じゃあ、トレーニング全体のボリュームの中で、「疲労抜きJOG:掃除機」と「ポイント練習:ワックスがけ」をどのくらいの配分で行うと「超回復」して体力の向上が期待できるのか?ということ。 

 これは、皆さん!この本を買ってご自分で確認してください。必ず買ってくださいね!(笑)

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祝、初出版!スーパー針灸師 田中猛雄先輩 その6

  タケ師匠の 疲労抜きのための「床掃除理論」

(想定外の厳しいコースに撃沈した(笑)今年の若潮マラソン、スタート前。)

さきに出てきた「疲労抜きJOG」。そう、このJOGを行えば故障を直せ、さらに故障をしない足を作ることができるというJOGです。気になっていた人多いと思います。 

「たまってしまった疲労を抜くには、体に負担の少ないゆっくりとしたペースで走ることで、血行を促進して疲労物質を排出すればよい。」これを「疲労抜きJOG」とタケ師匠は呼びます。よく認識しておいてください。

そのうえで、前回の紹介で、休養=疲労回復 すなわち「疲労抜き」ということが非常に重要なトレーニングということはすでに理解していると思います。この「疲労抜き」をわかりやすく説明したのが床掃除を例にとったタケ師匠の「床掃除理論」です。 床掃除には以下の3つの工程があります。これを練習に結びつけると・・・。

「掃除機をかけること」=疲労抜きJOG
「雑巾がけ(水ぶき)」=
疲労抜きJOGよりも若干早く、気持ち良く感じられる程度の走り(つなぎ走に近い)
「ワックスがけ」=ハアハアと息が乱れるようなスピードを出しながら走るポイント練習

速くなりたいと頑張る人ほど、床掃除の基本である「掃除機」、「雑巾がけ」をやらず「ワックスがけ」のみ行う傾向があります。いくら高級なワックスを使用しても、掃除機や雑巾がけを行わずに汚れた状態でワックスをかけたら、すべての汚れがワックスにこびりつき、床はさらに汚れてしまう。頑固な汚れは依然にも増して落ちにくくなるだけ・・・。 

これが体の中でも同じように起こる。ポイント練習ばかりやっていたら疲労は身体に中にこびりつき、蓄積し、遂には故障。しっかり「疲労抜きJOG」を行い、こびりついた疲労を排出してからポイント練習を行わないと「超回復」ができず、体力も上がらずレースでも結果がでない。ということになるのです。 

わかりましたか。非常にわかりやすい理論ですね!

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祝、初出版!スーパー針灸師 田中猛雄先輩 その5

じゃあ、どうすればいいの?

(師匠はまた寺社仏閣巡り愛好家でもあります。)

師匠の言葉を使い、わかりやすく自分なりに簡単にまとめると

走れるようになってくると「平均的に徐々にトレーニングの負荷や頻度を上げてゆく」ということをずうっとやり続けるわけです。これを「頑張る」と呼びます。

この苦しいバカリ(そりゃそうでしょ、どんどん負荷が上がるわけだから)の頑張りでは、いずれ必ず疲労が精算されなくなり蓄積し、故障する、あるいはレースで結果がでない。すなわち、頑張りがアダになる。 これじゃ~意味ないスよね!

そんなのはやめて、「自己を限界に追い込む強いストレスつまり強烈に負荷のかかった練習+十二分の休養」という思い切りメリハリを利かせたトレーニング行う。するとアラ不思議、負荷(ストレス)を通常以上に体に与え、しっかり休養をとることで身体が「超回復」という現象を起こす。この超回復の回数だけ体力が強化され、身体にもイイし、「早く走れる足」も「サブスリーも手に入る」ということ。

 この負荷の強いトレーニングは私もサブスリー達成前は毎週やってましたね。毎週日曜日の10000mのタイムトライヤル。前週より1秒でも記録向上を図ろうと、ゴール後ぶっ倒れて、苦しくてのたうち回るくらい全力で追い込んで走ってました(笑)。

でましたね~。ここで「休養」という言葉が!

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祝、初出版!スーパー針灸師 田中猛雄先輩 その4

 ムダに頑張るのはやめよう!

(師匠は正真正銘の「鉄」です-笑)

師匠は非常に重要なコトを断言しています。「頑張れば、頑張っただけ早く走れる足になる、体にいいというのはウソです!」と。

「え~っ、そんなあ~・・・」な~んて声が聞こえてきそうですが、実はコレホント!このことが本当であることをわかりやすく解説し、理解させてしまうのがこの本の最大の「売り」。このことを理解したランナーこそ良い成績を残すことができ、満足のゆく「自己実現」を手にできるというお話です。

皆さん読みたくなってきたでしょう(笑)

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