2013 快速登山 第三弾!VOL.2

第二日目。午前3時40分、暗闇をついて熊の平小屋を出発。間ノ岳山頂まで高度約600mという南アルプスならではの登り返しを行く。途中三峰(ミブ)岳の手前で黎明の時を迎える。甲斐駒が赤く染まりだしている。

三峰岳(2999m)山頂。ここでひとり朝食。黎明の光に輝き出す山々を眺めながらの至福の朝食だ・・・。
農鳥岳(3050m)が朝日に輝きだす・・・。
南アルプス連峰、北部山岳帯の朝化粧。美しい・・・。
間ノ岳の山頂直下でご来光・・・。
間ノ岳(3189m)登頂。日本第四位の高峰である。
踏み越えてきた塩見岳(3052m)や荒川三山、赤石岳も綺麗に見える。今日も大快晴だ!
北岳(3193m)の頂の横に八ヶ岳連峰の主峰赤岳(2899M)。(望遠撮影)
下山開始。北岳の鞍部まで3000mの稜線の旅が続く・・・。
中白根山(3055M)からの北岳の姿はいつみても素晴らしい。深田久弥は「日本百名山」で北岳をこう称している。「屹と天を突くような鋭い頭角を上げ、颯爽として軽薄でなく、ピラミッドでありながら俗っぽくない。惚れ惚れするくらい高等な美しさである。富士山の大通俗に対して、こちらは哲学的である。」と。
北岳(3193m)登頂。もう何度になるのか。しかし今回が一番展望が素晴らしい!
左隣には今日、北岳から降りた後登り返す仙丈ケ岳(3033m)。
明後日に登り、山頂を超えて名物黒戸尾根で甲州へおりる甲斐駒ケ岳(2967M)。北岳からはことのほか山頂部の花崗岩が白く輝いて見える。(望遠撮影)
そして北岳山頂からの富士は圧巻。大きな山のバケモノのようにも見える・・・。
下山開始!北岳肩の小屋が見えてくる。小太郎山へと続く稜線がとても印象的な展望である。
すい込まれそうな紺碧の空のもと、肩の小屋を通過する・・・。
小太郎尾根の分岐の先に聳え立つ鳳凰三山・・・
二股まで駆け下った。夏まっただ中って感じ。途中転んで尾骶骨を強打し痛くてまいった(泣)
大樺沢の大雪渓で涼をとる登山者たち。北岳までくると登山著が激増。槍穂と変わらない・・・。
広河原まで一気に下る。吊橋を渡り北岳に別れを告げる・・・。
ここからが快速登山の真骨頂(笑)。よせばいいのにバスにも乗らず自走で北沢峠まで走る。しかし、北沢峠まではホボ登りオンリーのロード。約10kで高度520mも登るのだから当然か。ほどんど「歩き」となりました(笑)
やっとこさ北沢峠が近づいてきた。甲斐駒の頂が前方に見えだすともうすぐである。
峠からすぐに仙丈ケ岳に取りつく。峠から約600m高度を稼げば本日の宿に着く。かなりバテテはいるが気合を入れ直し登り返す。4合目付近を飛ばす・・・。
やっと着いた~っ!本日の宿舎、馬の背ヒュッテ。もう疲れたぞ~(怒)!
小屋からの甲斐駒ケ岳(2967m)の眺めがまたイイ・・・。
お疲れ様~!長い長い第二日目が終わった。            つづく

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