秩父往還143.7k 完走です!VOL.5

大達原のCP4から秩父のCP5までは17.5k。途中で日が暮れてきた・・・。

夕陽に輝く秩父の名峰:武甲山が見えてきた。あの麓に広がるのが秩父の街だ。この後、道の駅:秩父のあたりで遂に闇に包みこまれ「夜の部」とあいなりました。

19時29分、秩父市街地のCP5(85.0K)に到着。85k(正確には86.7k)に14時間かかったワケだ。タケ師匠はここでも待っていてくれて、最後に気合を入れてくれた。謝謝!5回走って3勝2敗だというランナーの方から、「秩父で10時間残しなら完走できるよ!」と聞いてた。ということは可能圏にいるということか・・・。
秩父CP5よりは真っ暗なので写真撮影は終わり。だたひたすら足を前に出すのみ。秩父市街地から国道299号に入ると登りオンリーのロード。トンネルを抜けずに約100k地点の正丸峠(636m)まで高度約400m登らされるのだ。95kの正丸峠への入り口付近で急に胃が重く気持ち悪くなり道端にしゃがみこんだ。胃薬を飲み約10分、なんとか立ちあがり前進。ここが最大のピンチだった。正丸峠への5kは半分寝ながら朦朧と前進(というか蛇行してたな)。あんま覚えてない。気が付いたら峠だった。22時30分のことである・・・。

正丸峠から残りあと42k。フルマラソンを7時間で走り切ればゴールできる。ということはキロ10分で進めば良い。すべて歩いたら終わりだが、走りと歩きをミックスして粘っていけば十分可能。という皮算用を立て完走を信じてひたすら進む。CP7、CP8のサポートを受けるがもはや何も食えなかった。長い長い夜が終わり空が明るみ始めた頃、「見えた~!川越温泉の看板が~!」
「見えた~っ!ゴールだ~!」 久しぶりに熱いものがこみ上げて来た・・・。
「ご~~~る!」苦節23時間39分16秒、制限時間まであと20分44秒残してギリギリのゴールであった。今回の完走は自分でもホント良くやったと思う。ゴルフ三昧による練習不足とデブ化ですでに内臓と足は死んでいたが、完走を信じる気持ち、その「気持ち」が肉体を突き動かした勝利と言えた。
このレースの売りにひとつは「小さな旅 川越温泉」のゴール後の入浴である。夜中から貸切状態で入浴できる。ただし、午前6時から清掃に入るので完走者しか入浴できない仕組みである。ゴール後温泉に突入!生き返る思いであった。体重は?~・・・。143.7kも走ったのに全然減ってな~い!(笑) でした。ちなみに1週間たっても太ももの前面がパンパンで走れる状態じゃありません。やはり身体に相当悪いレースでした(笑)−おわり

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1 Response to 秩父往還143.7k 完走です!VOL.5

  1. 雙田 says:

    長い長いレースお疲れ様でしたToT
    スゴイスゴイToT

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