快速登山第四弾 中央アルプス

21(土)、今年第四弾、今シーズン最後の快速登山を行った。最後に剣の早月尾根をやるか、空木(うつぎ)の池山尾根をやるか・・・・。悩んだ末、近場の空木の池山に決定!

金曜日の夜行バスで伊那の駒ヶ根:菅ノ台バスセンターに午前3時40分到着。約25名ほどの登山客と一緒に下車したが、池山尾根に向かうのはジブンのみ。皆さん、ロープウエイに行かれました(笑)。午前4時ジャスト、暗闇をついて出発しました。
それもそのはず。池山尾根を空木岳へ直登するルートは健脚者のみ挑戦することができるルート。バスセンターからひたすら登り続けること約4時間。やっと空木岳が見えてきた。いい山だ!
池山尾根はあまり知られていないが、おそらく日本の急登ベスト10には間違いなく入る。バスセンターから山頂までは標高差2004m、登山道の距離はおそらく13~4k。甲斐駒黒戸尾根にホボ匹敵する。山頂直下からの池山尾根をご覧アレ!(TJARでは下山ルートとして使用)
快晴の空木岳(うつぎ)岳山頂:2864m。日本百名山である。2週間前、八ヶ岳スーパートレイル100kを走ったバカリで体が重く調子がでなかった。結果山頂まで5時間4分かかり、5時間切りならず。去年の黒戸の完登タイム4時間50分に大幅に及ばなった。しかし4年前に暴風雨の悪天候の中登頂したリベンジは晴らした。快晴では初登頂である(喜)。
ということで大展望のご褒美。北には木曽駒ケ岳から続く中央アルプス(木曾山脈)の核心部。
東には伊那谷の彼方に南アの甲斐駒ケ岳から仙丈ケ岳。
そして南には今回のメインターゲット、南駒ヶ岳(2841m)
この山は初めて中央アルプスを登った時、目を引いた山で、空木と間違った山。ジブンとしては空木よりいい山だと思う。初登頂に向け稜線をGO!
近づくほど、(予想通り)実にいい山だ・・・。
南駒ヶ岳(2841m)、初登頂!日本200名山である。山名が「南駒」というのも残念。これだけの山であれば「伊那駒ヶ岳」とかつけて欲しかったなあ・・・。
北には空木岳。ここからの空木が一番いいかも・・・。
そして南には本日最後のターゲット、ながらかな三角錐の越百(こすも)山(2613m)。ここから見ると、まるで南アの蝙蝠岳のようだ。右奥の平らな山は恵那山かな?
南駒から越百までの縦走路に立ちはだかるのが快峰:仙涯嶺(せんがいれい):2734mの岩峰。北アでいったら北燕岳~餓鬼岳間の剣吊(けんずり)のような感じ。通過には時間がかかる。
仙涯嶺の頭を超えても岩場は続く。雲上のアスレチックコースだ!
南駒ケ岳南面と仙涯嶺をバックにハイマツ帯の稜線を越百に向かう。
越百山接近・・・。
越百山(2613m)山頂、初登頂!日本300名山である。今回は100名山、200名山、300名山それぞれ1峰ずつを登頂してしまう欲張りな登山でもある。
越百山からはひたすら下山、木曾側に降りてゆく。途中赤い屋根が印象的な越百小屋。ここからの南駒ヶ岳の眺めは素晴らしい・・・。
下りをカッ飛ばし、脚がガクガクになったところでようやく林道にでた。ここからは中山道を走るJR中央本線の須原駅まで延々約16kの林道ランを試みなければならない。
もう足もボロボロだが気力で走る。10月の能登珠洲100kの練習と思えば楽勝か(笑)
苦節1時間50分のランを走りきり、須原駅に到着!いや~、流石に疲れました。夜行日帰りで伊那谷から急峻な中央アルプスの秀峰3座を越え木曾谷へ。ナカナカ迫力ある快速登山でした。報告記おたのしみに!

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