新潟紀行 VOL.5

そしていよいよ今日のお宿、ホテル:イタリア軒へ。サラリーマンの出張時代は安宿バカリだったが今回は奮発して、老舗のホテルに泊まるのである。古町の新潟三越のあるメイン交差点から徒歩ワズカ5分。スタート会場の新潟陸上競技場まで約1.5k。明日はJOGして行けばUP完了だ。

ここがエントランスである。ホテルイタリア軒。130年余の歴史を誇る新潟ホテルの老舗である。明治7年、開港に湧く新潟にフランスの曲馬団が来た折、その中にイタリア人コック:ピエトロ・ミリオーレがいた。その時彼は大けがして置き去りにされた。そして、後の妻となる「おすい」に介抱され回復し、牛鍋屋を始める。それがイタリア軒の始まりである。

シャンアデリアの輝く1Fロビー。素晴らしいです。その後、牛鍋屋は火事で焼失してしまいますが、新潟の人たちの励ましでここに日本初の本格的な西洋レストランを開店。その名をイタリア軒といったのです。瀟洒な洋館と料理の味に「新潟の鹿鳴館」ともてはやされたそうです。

この脇に入り口のあるレストラン・ビストロ・マルコポーロでは、その伝統を伝える料理が味わえる。特に日本初といわれるボロニアミートスパゲッティ、また当時と変わらぬレシピで作られるハヤシライスは絶品とか・・・。

エレベーターホールにはこんな椅子を置くこだわりよう。
クラッシックホテルはいいすね~・・・。

洒落た間接照明でコンチネンタルな雰囲気。

今回は、ワズカ2室しかないダブルのお部屋をGET! いいね~!
三連休の初日なので割引なしで高かったケド、たまにはイイカ(笑)。
現在、ニーオータニグループのホテルになってます。

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