走る 魂の社労士 ユキチの 快 速 登 山 ウルトラ・スーパークロスカントリー

2010 南アルプス 広河原〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田

 2010の快速登山 第二弾は
           南アルプス北部:白峰三山を夜行日帰りで完全踏破!

 いよいよこの時がきた!南アルプス北部の3つの3000m峰、北岳・間ノ岳・農鳥岳を夜行日帰りですべて踏破する計画の実行である。

 我が「快速登山」では必ず実施しようと長年温めていたプラン。北部は既に、甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳・鳳凰三山は終了。残るはこの白峰三山を踏破すれば南アルプス:北部は終了。いよいよ南部の巨大山脈・赤石山脈に突入できる。

 7月18(日)、19日(祝)で第一弾を実施したが、翌週の24日(土)も天候は最高という予報。この土曜日はスクールも無い。

 よ〜し!行くぞ!天候の良い時を逃してはならない!

 ということで、2週連続の南アルプス:北部入山となりました。

 ちょっとご紹介しておくが、ランニング登山の元祖である故、下嶋 渓さんの著書「ランニング登山」(1986年刊行)の110ページに白峰三山夜行日帰りの記録が掲載されている。広河原を4:55に出発し、奈良田に12:30分には到着している。ナント、7時間35分でカバーしておられるのである。これはコースタイムの44%、まさに「特急登山」である。

 氏は目標をコースタイムの半分とおいて活動しておられたようだが、54ページに振るった記述があるのでご紹介しよう!

 「足場の良い平坦路で6km/時、急登で標高差100mを10分、急下降でその半分と思っておけば間に合う。単に標高差1000mの鉄砲登りをするだけなら1時間もあれば十分だと思う。」

 う〜む、ナカナカのご意見である。実際、超人ラインホルト・メスナーは標高差1000mを35分で駆け上ったというのだから恐れ入る・・・。

 南アルプス北部を白峰三山の一気完登で終わらしてやる!

強烈な気合が入り、またしても夜中に登山口を目指し車を走らせたのでありました。果たしてどうなりましたことやら・・・。

 

■7月24日 広河原〜大樺沢・肩の小屋経由〜北岳〜間ノ岳〜農鳥岳〜奈良田

▼ 記録

広河原
→1:09:43→
二股
1:09:43
→1:08:10→
右俣稜線
2:17:53
→22:38→
肩の小屋
2:40:31
→27:18→
北岳(休憩15:48)北岳
3:07:49     3:23:37
→38:18→
北岳山荘(休憩6:36)北岳山荘
4:01:55        4:08:31
→25:39→
中白根山
4:34:10
→43:22→
間ノ岳(休憩11:50)間ノ岳
5:17:32       5:29:22
→43:29→
農鳥小屋(休憩7:53)農鳥小屋
6:12:51        6:20:44
→35:15→
西農鳥岳
6:55:59
→28:52→
農鳥岳(休憩15:14)農鳥岳
7:24:51       7:40:05
→27:03→
大門沢下降点
8:07:08
→1:32:15→
大門沢小屋(休憩9:18)大門沢小屋
9:39:23       9:48:41
→1:36:41→
第三堤防
11:25:22

昭文社:山と高原地図 標準コースタイム:17:25:00  標準タイムの65.5%で完踏

 

 午前4時20分。芦安村の第四駐車場に車を入れた。

 すでに第一から第三までは満車。しかし、先週よりは全然ましである。
 先週、乗り合いタクシーのほうがバスより早く広河原に到着するという情報をつかんでいた。そこで乗り場に急ぐと、ナント3台目に乗ることができた!ラッキー!

 午前4時40分には芦安を出発した。
 ところがいかに早く出発しようがここでストップさせられる。

 ここは夜叉神の森、いわゆる夜叉神峠の登山口であるが、ここのゲートは午前5時にならないと開かないのである。
 とういことでゲート前は乗り合いタクシーの行列となった。

 バスは最後に到着し、この行列の最後尾についた。この先の林道では、スピードも乗り合いタクシーのほうが早いので、かなりバスより早く広河原に到着できるということだった。
 午前5時48分、広河原に到着!おかげさまで予定より12分早く到着することができた!
 早速、登山口へ向かう。前方の吊橋がその入り口である。
 おおっ!早川を挟んで日本第2位の高峰:北岳(3193m)が姿を見せてくれた!/ それにしても広河原の河川敷はきれいに治山工事が行わていて驚いた・・・。
 早川を渡る吊り橋。どうだろうか、ここには、おそらく約25年ぶりくらいの入山となるような気がする・・・。懐かしい思いで橋を渡った。
 午前6時ジャスト!登山開始!

 広河原山荘脇の登山道入り口を出発した。ここが標高1520mであるから、山頂までは高度1673mを稼げば良い。
 始まった!マズは大樺沢(オオカンバザワ)沿いに石がゴツゴツ突き出たトレイルをグイグイ登ってゆく。
 大樺沢の水流は結構激しい。朝のすがすがしい空気の中、快適なトレイルが続く。
 支流の沢を渡る時、視界が開け、頭上に北岳の山頂付近が見えた。だいぶ沢を詰めてきたのがわかる。
 と・・・、登山道が左に折れ、大樺沢を渡る橋に導かれた。昔はこのようなルートではなかったのだが???・・・。
 理由はあの崩壊地であった。20数年前はあの崩壊地の下を通過していたが、今は崩落が激しく、対岸に新しいルートを作ったのだ。
 上部にもう一箇所崩壊地があるが、そこを越えるまで対岸を進むようだ。大樺沢を右手下に見ながら登り続ける。
 支流の沢を渡り・・・。
 タケカンバなどの林の中を突き進み・・・。
 ようやく崩壊地を越えたらしく、ふたたび大樺沢を渡り右岸に戻った。
 橋の上から広河原方面を振り返る。随分登ってきた・・・、もうすぐ二股と思われる。
 しばらく登り林を抜けると前方がパッと開けた!
 二股に付近に到着!コースタイム2時間5分のところ
1:09:43でクリアー。マズマズの入りである。
 二股からは左股コースと右股コースに分かれるが、この雪渓を直登し、八本歯のコルを経由して山頂に行くコースが左股コースである。

 今年は異常に雪が残っている。アイゼンが必要であろう・・・。
 こちらが右股コース入り口。小太郎尾根まで直登し、肩の小屋を経由して山頂に至る。今回はアイゼンなしなのでこちらのコースでゆく。
 始まった〜!ここから尾根までは急登につぐ急登である。
 振り返ると、スグ後ろから来た登山者が雪渓を八本歯に向けて登ってゆく姿が・・・。本当は雪渓を直登すると非常に気持ちが良いのだが、「快速登山」には原則アイゼンは使用しないので残念である。
 急登をこなし高度を上げつつ振り返ると、八本歯へと続く豪快な雪渓を望むコトができた。雪渓の中ほどに、トラバースしながら登る登山者が見える・・・。

画像の上にマウスポインターを乗せると画像が切り替わります。
 前方左手には北岳バットレス・・・。
 沢沿いの急登をこなすと、登山道は右折し草付の急登になる。

降りてきた大勢の登山者のグループとすれ違う。
 急登に次ぐ急登であるが、低木帯を抜けるとシナノキンバイの黄色い花が咲く大お花畑に出る。
 振り返ると先週完登した鳳凰三山や高嶺の頂が望めた・・・。
 素晴らしいお花畑と北岳。ここはアルプスの楽園である・・・。
 遂に森林限界を抜け、小太郎尾根へ向けトラバースに入った。
 尾根の稜線への急登もすべてシナノキンバイの大お花畑の中を行く!
 稜線接近!このあたりも素晴らしいお花畑・・・。
 出た〜っ!小太郎尾根の稜線に到達! 一気に展望が開けた!
 二股からコースタイム2時半のところ1:08:10でクリアー!ナイスタイム!
 小太郎尾根の向こうに甲斐駒ケ岳(2967m)
 野呂川の深い谷を挟んで立ち上がる仙丈ケ岳(3033m)。山容の大きさが際立つ。
 さあっ、北岳のTOPを眺めながら肩の小屋までの快適な稜線を行こう!
 中央の鞍部に肩の小屋がかすかに見えてきた・・・。
 肩の小屋接近!
 標高ジャスト3000m!北岳肩の小屋に到着した。
 3時間切りを目指していたので小屋は通過する。振り返ると青い屋根が印象的である・・・。
 グイグイの登るとアッとう間に小屋が下になった・・・。
 あれが頂上かと思う小ピークが林立する。ピークを越すと・・・。
 その向こうにまたピークが・・・。
 いくつか小ピークを越すと、おおっ!あれだ!遂に頂上ピークが現れた。
 標高3193m、北岳山頂。ここは日本で2番目に高いピークである。

 残念ながら3時間切りは達成ならず。広河原より3:07:49、コースタイムの約53%での登頂であった。
 この高さで、かつ目立つピークなのに三等三角点であった。

 素晴らしい天気。頂上よりは360度の展望が得られた。
以下パノラマをご覧ください!
 甲斐駒方面  八ヶ岳連峰の山並みも見える・・・。
 鳳凰三山、早川尾根方面
 仙丈ケ岳方面 彼方に北アルプスの山並み・・・。
 これから向かう間ノ岳(3189m)方面 奥に塩見岳等、南アルプス南部の山並み・・・。
 西斜面にはハクサンイチゲの白い大お花畑が広がっている。
 下山開始!次に目指すはあの間ノ岳(3189m)である。GO!
 山頂より豪快に駆け下ってきた!
 北岳山荘が見えてきた・・・。
 北岳山荘に到着!ここが標高2880mなので山頂から一気に313m駆け下ってきたのである。北岳と間ノ岳の最低コルにある山小屋、ここで水を補給だ!
 1リットル100円也!
 小屋の脇の雪渓で冷やしたりして(笑)。
 約7分休憩し、出発!ここからの北岳の姿もナカナカ素晴らしい。
 中白根山(3055m)への登り開始!
 雲が湧きだし、農鳥岳(3026m)を包み込もうとしていたので登りの途中で撮影しておいた。
 中白根山頂上直下。航空機の航跡が真っ青の空に鮮やかに伸びてゆく・・・。
 中白根山(3055m)山頂より北岳を俯瞰する。雲に覆われる寸前であった。
 中白根より間ノ岳を目指す。ここからは最高の3000mの稜線ランが楽しめる!
 間ノ岳のまた巨大な山塊である。いよいよ接近してきた!
 行け〜っ!
 突き進め〜っ!
 頂上への尾根に取り付いたゾ!頂上直下の雪田が見える。
 おりゃ〜〜っ!
 遂に山頂が見えた!
 標高3189m、間ノ岳山頂!日本第4位の高峰である。
 ナント!ここも三等三角。
 北岳方面は雲がかかってしまった・・・。
 農鳥岳方面も雲・・・。
 南方向はクリアーに見える。3189mもあるのに実に広い山頂である。塩見岳を始め、南アルプス南部の荒川・赤石・聖岳の巨大山脈の山並みが素晴らしい。
 長大な南アルプス山脈のど真ん中に位置する塩見岳(3052m)。そしてその左奥に赤石山脈を望む・・・。(望遠撮影)
 この山頂は農鳥岳方面と三峰岳経由塩見岳方面への分岐点でもある。
 山頂で約12分休憩し、農鳥岳に向け再スタートを切った。
 だだっ広い山頂を突き進むと、いよいよ農鳥岳への豪快な下りへ突入だ!とりゃ〜〜!
 間ノ岳と農鳥岳の最低コルに立つ農鳥小屋への大下降。400m近い豪快な下り、これはまさに「スーパー駆け下りトレイル」!
 広い最低鞍部に駆け下ると、農鳥岳が見事な山容で迎えてくれた。
 農鳥小屋到着!
 いや〜、久しぶりに豪快な下りを楽しむコトができた。でも足は既にカナリいかれている(笑)。ここで水を補給した。
 約8分休憩し、即出発! 小屋の標高は2800m。マズは西農鳥岳(3050m)まで続く高度250mを一気に駆け上るきびしい急坂から再スタートだ!
 グププ〜ッ・・・。
予想以上の強烈な急登で、さすがにシンドイっス(笑)。
 振り返ると間ノ岳の勇姿。いや〜,ここから眺めると実に大きな山であることが実感できた。間ノ岳は農鳥から見るべきだな・・・。
 急登を終えて回り込むと西農鳥岳の山頂部が確認できた。
 西農鳥岳(3050m)山頂(と思われる)より農鳥岳方面を望む。実はこのピークには何の道標も無いのであった。展望が利けば、間ノ岳の右脇に北岳が顔をのぞかせ絵になるところと聞いてきたが、残念ながら視界なし。
 山頂部は東と西に別れ、東が本峰である。東に向け頂上稜線をトラバース気味に進んでゆく。のっぺりしていて、どこが農鳥岳山頂なのかわからない。
 頂上稜線ではポツカリ雲が切れ、一瞬、間ノ岳を望むことができた・・・。
 おおっ、あれだ!
遂に山頂部を確認。あの台形の一番高いところが頂上であろう。
 山頂への最後の大トラバース。
 農鳥岳(3026m)山頂!200名山のひとつである。3000mを超える標高がありながら百名山でないのはこの山だけではなかろうか・・・。
 西農鳥岳を振り返る。西農鳥のほうが24mも高いのに、こちらが本峰なのはどうしてなのか?う〜む、不思議な山である(笑)。
 山頂部の上空は紺碧の空・・・。北側は夏雲が沸き立ちまったく視界は利かなかった。
 南側は視界良好!塩見岳(3052m)も非常に近く見えるようになった。
 南アルプス南部の山脈もマジかに見える。悪沢岳(3141m)と荒川中岳(3083m)の稜線の間から顔をのぞかせているのが赤石岳(3120m)と思われる。次回の山行は、あの巨大山脈に突入するのだ。
 早々に山頂を後にし、いよいよ下山だ!正面遠方に赤石山脈を望みながら、大門沢下降点まで一気に駆け下る。
 このあたりの山域は東海パルプさんの社有林であるらしい・・・。
 豪快に駆け下ってきた。振り返ると農鳥岳の勇姿。ここからだときちんとしたピークである。
 大門沢下降点に到達。ここは標高2820mである。奈良田は標高820mであるから実に高度2000m、距離約10kに及ぶ大下降がこれから始まるのだ。
 ここが下降点より見た下降口。気を引き締めて突入だ!
 上部はものすごいハイマツ帯。ハイマツ帯の中を突っ走る!
 樹林帯に突入すると、段差が激しく非常に下りにくいトレイルに。ガンガンくだってゆく・・・。
 標高が記入された道標に導かれて下るが、豪快に下っている割には高度が落ちないのでイライラする。もう、勘弁してくれ!っというくらい段差が激しい嫌な下り。
 左に沢が見えてくると大門沢小屋までの中間点が近い。段差のある嫌な下りはようやく終了である。
 カナリなだらかになり、沢を渡ったりしながら突き進むと・・・。
 おおっ!やっと大門沢小屋の赤い建物が見えてきた!
 大門沢小屋到達!下降点から1:32:15、コースタイムの51%でカバーしたが、もうメチャメチャ疲れた・・・。冷たくおいしい水をがぶ飲みしてなんとか生き返った(笑)。この小屋は有料の温水シャワーがるので有名だ。
 9分程休憩し出発。ここから奈良田までは実に8kもある。もう、速攻で下山して一刻も早く温泉に入りたい一心で駆け下りだす。マズは沢を渡ってゆく。
 そして沢沿いに下ってゆく・・・。
 上部は沢を渡ったり、また渡り返したりしながら沢沿いに延々と下る。
 中盤からは林の中の、このようなトレイルが続く。しかし走っても、走っても延々とトレイルが続き、もう飽き飽きして耐えられない状況・・・。長かった。
 早川水系発電所の取水口の吊橋がようやく見えてきた。
 やれやれこれで3分の2は下ってきた。山の吊橋は強烈に揺れて迫力ありますヨ!(笑)
 フムフム・・・、ここが取水口か・・・。あと3kほども駆け下れば奈良田だ。
 またまた吊橋登場!これは結構長いし高さもある!一人づつ渡れという指示板もあった。
 突入!ひ〜っ!こりゃ〜、豪快にゆれて怖いけど、でも面白い!
 とかなんとか、あまりの長く退屈な下りだったので吊橋等のアクセントがないと耐えられないのであった。・・・で、遂に最終の吊橋に到着。
 これは「もりやまばし」という名のついた立派な吊橋でした。これを渡り左岸に出ると、いよいよ登山道は終了し林道となる。
 吊橋からは堅固な堤防が見られ、このあたりの治山事業の成果を垣間見ることができた。
 いよいよ左岸の林道が始まる。あと2kくらい林道を走れば奈良田である。
 すでにスタートから11時間を経過。最後の力を振り絞り林道を走り始めた。・・・と、300mも走っただろうか・・・。
 目の前に車が!ナンダッ!

 うほほっ〜!なっ、ナント、本日宿泊する「蓬莱館」さんのワゴンがワザワザここまで迎えに来てくれたのであった。感動! ということで、林道に入り約300m走った第3堰堤付近で登山終了となりました。
 奈良田の第一発電所付近の南アルプス公園線に出たところで宿にTELして向かいに来てもらう予定であった。しかし、5時をスギたので、このように林道のゲートを鍵でワザワザ開けて、さらに奥深くまで向かいに来てくれたそうな。いや〜っ、連絡もしていないのにきてくれたのでびっくり!大感謝デス!
 蓬莱館さんは、西山温泉の老舗温泉旅館である。

 到着すると、このようなアプローチよりエントランスへと向かう。
 西山温泉は日本でも有数の古湯といわれ、慶雲2年(705年)に発見されたという。実に1300年の歴史がある名湯だ。また蓬莱館には日本山岳の祖:ウエストンも泊まったという山岳史にも登場する旅館なのであった。
 早速、蓬莱館さんの誇る名湯に浸かりに行った。

 おおっ!これは・・・。昔ながらのなんとも言えぬ雰囲気の浴室。ひとつの大きな浴槽が3つに区切られている。内湯しかないが、窓は大きく全開すれば露天に近い。
 泉質は、ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉。自然湧出で純粋な源泉は、もちろん源泉かけ流しで、まず一番小さな浴槽に注がれ、順にオーバーフローした源泉が次の浴槽に注がれていき、3つの湯船とも温度の違う湯となります。
 手前の一番大きい浴槽の湯は非常にぬるい、そして向こう側の右奥の次に広い浴槽はやや暖かい感じ、湯の注がれる一番小さな浴槽が一番暖かですが、「熱い」というほどではありません。
 いや〜、これはイイ!

 こんなにぬるい温泉は初めてでしたが、長く浸かれる!暖かい浴槽からぬるい浴槽に交互に入浴すると飽きないのです。1時間くらいゆ〜くりと浸かっていることができ大満足でした!
 ガッチリ1時間入浴した後、ご褒美のビール!

 旨すぎでした!完登とした達成感と、無事下山できた安堵感。最高のビールです!
 蓬莱館さんの夕食。山菜尽くしの深山ならではの素晴らしい食事でした。
 さらに「旬の山菜のてんぷら」も出た!ご馳様デス。これで一泊2食つきで10000円は本当に価値ありです!登山の際は是非利用されることをお薦めいたします。
 翌日も非常に良い天気。広河原行きのバス停まで送ってもらった。奈良田湖の湖畔にバス停はある。
 奈良田バス停留所。ここから広河原ゆきのバスに乗り、さらに広河原から芦安村のバスに乗り継いで車まで戻るのである。
 8:00発のバスの前で。長年やりたかった白峰三山の夜行日帰りでの完登達成!

 これで南アルプスの北部は終了である。いよいよお盆休みは南部の巨大山脈に挑戦である。しかし、大門沢下降点から奈良田までの下降は大変であった。あの下降の大変さが一番印象に残った山行でありました。あそこだけは登りたくないね(笑)。

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  感動した 面白かった 普通 つまらない 

    

 

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