RUNNING FOREVER 心は永遠にサブスリー 出場レース 結果報告

1.東京マラソン観戦記 (東京都) 2月18日(日)

「皆さん、完走おめでとう!そして力走お疲れ様でした!」

今回出場はしなかったものの、応援と、そしてこの特集をリリースするため、頑張ってコースを移動し撮影してきました。
どうぞお楽しみください。

★地図上の@〜Fは撮影ポイントです。

PM7:45分。新宿駅へ降り立つ。改札付近の地下通路はごらんのとおりランナーでいっぱい!こんなに大勢の人がいるのをここ新宿西口改札付近で見たことは無い。待ち合わせのグループが大勢たむろしている。スタートまであと1時間20分。こんなところにいて大丈夫なのかな〜?
人人人・・・人。さらに地下通路を進むと・・・。通路脇で皆さん着替え中。あらゆる路地に入り込んで着替えている。雨よけの作戦とはいえ、いや〜・・・、まさにスタート前の戦場という感じである。大変だ〜!皆さんガンバッテ!
新宿西口ロータリーから副都心を望む。もう8時だというのにこの暗さ。車もまだライトをつけて走っている。さっ、寒む〜!気温5度。そして冷たい雨が降りしきっている。それも結構な強さである。
都庁のスタート地点に向かう大行列。皆、預ける持ち物をビニール袋に担いで進んでゆく。(暗くてすいませ〜ん)
京王プラザHOTELや新宿住友ビルはTOPまで見えるが、奥の都庁のツインビルはTOPが低圧部にかかり雲の中である。

都庁前を埋め尽くす人人人・・・人。奥に行けば行くほど人だらけ。流石3万人である。この辺で前進することは中止。スタート地点を探しに行く。
スタートへと続く通路は、この時間選手を除き一般の観戦者は通行止めされ、なかなか近づくことができない。くそ〜!・・・。ずいぶん遠回りし、ようやくスタートラインのある道路へ上がる。車椅子の部の選手がアップしている。あの先がスタートラインだ!よ〜し行こう!
ガガ〜〜ン!怖いお兄さんが立ってる・・・。そう、ここで観戦者は足止めなのである。ここからは一歩も入れない。ウソ〜!スタートの横断幕も見えないジャン!予想以上の警備状況に驚く!

仕方がないので後方へ下がり、遥か彼方のスタートの方を道路正面から撮っておいた。ツインビルの中間くらいがスタートラインであろう・・・。場内放送では8:40分までにスタートラインにつくよう指導している。スタート30分も前だ。気温5℃、この冷たい雨の中で・・・。ちなみに、レナウンACのM宮さんのレース後の手記を紹介すると・・・「スタート位置でズブ濡れで整列し、待つこと45分。身体は冷え切り、筋肉・関節も固まり最悪のスタートを切った」 かわいそう過ぎる・・・。
先頭集団通過!流石に皆軽い走りだが速い速い!ここは新宿三光町付近の靖国通り。スタートから約2Kぐらいのところ。実はひそかに研究していた場所。上に歩道橋が見えるでしょ!この上から撮影しようと2K近くJOGしてきたのである。しかし・・・。ガガ〜ン。この上にも警官がいて立ち止まると怒られるのである。歩道橋上立ち止まり禁止、撮影禁止!くそ〜、ふざけんな〜!
しか〜し、そんなことで諦める私ではない。一般ランナーが通過してきた頃を見計らい、再び歩道橋上へ。お〜っ!スゴイ!ドンドン走ってくる。警官が「あ〜、そこそこっ、立ち止まらないで・・・」の声を無視して撮影に成功!
さらに、前進しながらもう一枚。遥か彼方からランナーが連なっているのが見える。これが撮りたかったのである。「ピー、ピッピッー!そこの人〜!」うるさい警官である。こうなったら厳重な警備の状況を写真に収めようと警官にカメラを向けてやる。「・・・っ」相手は引いた。そのまま通り過ぎ歩道橋を降りる。ごめんなさいね〜。
歩道橋をおり、次の観戦POINTの品川駅前を目指すため地下鉄へと急ぐ。おおっ・・・!靖国通りが・・・。先頭からしばらくは片道走行であったが今は上下線全面通行である。この広い靖国通りが満杯・・・。しかも遥か彼方まで続いている。唖然として思わずシャッターを切り、しばし観戦。
新宿三光町の交差点付近を走るランナー。皆さんガンバッテ!ここから地下通路へ。地下鉄都営新宿線に乗り、市谷で有楽町線に乗り換え有楽町へ。有楽町付近が10K地点。実はそこで観戦したかったのだが、時間がなくやむなくJRに乗り山手線で品川に向かう。初めてマラソン観戦をしているが移動が結構大変である。
品川駅前到着!歩道橋があったので上がってみる。ああ・・・、やっぱりいた。ここも警備の警官さんのナワバリであった。でもまたしても撮影!あの黄色いハトバスの向こうスグに折り返し地点がある。う〜・・・。ここじゃ〜見えない。降りて前進だ!
レナウンACのT中選手、M宮選手が今回サブスリーを目指し戦っている。ここはスタートより16K弱の地点。予定ではここを1:07:00〜ぐらいで通過するハズ。2人の応援がメインなので急いで来たのだ。間に合ったが,応援の皆さんがここは特に多い。人垣で道路沿いに入れずまったく見えない。くそ〜!どうしよう・・・。ちなみにこの写真は手を目一杯頭上に伸ばし、人垣の上に出して撮影したのである。
見〜つけた!ビルの囲いの上が空いている。雨の中アホみたいによじ登る。おおっ!見える見える!多少不安定な場所だがここで2人を待つことにしよう。しかし遠すぎて声が届くかどうか・・・。
同じ場所から望遠で撮っておいた。しばらく目を凝らしていたが2人を見つけられず。残念!見落としたのかもしれない・・・。もう移動しないと次がある。囲いから飛び降り品川駅へ。またJRで有楽町へもどり銀座での観戦・撮影である。
銀座通りに進出し、有楽町ガード下を走り抜けるランナーたち。まだ相変わらず冷た〜い雨が降り続いている。それでもここは銀座。観衆の数はスゴイ!必死に人垣に割り込み撮影する。これから地下道を通り抜け、数寄屋橋阪急側、つまり反対側に出て活動する。

有楽町マリオン前を走るランナーたち。

4丁目の交差点へ向かうランナーたち。この銀座通りがランナーのためのみに使用されている。感慨深い光景である。

おなじみ銀座4丁目交差点。銀座和光の時計台の前を通過するランナーたち。左折して中央通に出て浅草を目指す。この構図はなんとしても撮りたかった。これぞ東京マラソンという代表的な名所である。さっ、次は浅草雷門へGO!・・・・・っと。おおっ!TOP選手がもう来た!地下鉄へ降りてゆこうとした時、早くも雷門を往復してきた選手が通過する。1位は???。ジュンガだ!1分40秒空いて入船と佐藤。30M空いて徳本が通過してゆく。速い〜・・・。
浅草に降り立つ。ここもスゴイ観衆だ!人垣を突破できないので、これ地下道の降り口の側壁によじ登り撮影したのである。ホントどこでも撮影するには根性が必要だ。ランナーが進んでいる正面に雷門がある。ここからわずか50M先である。
雷門前を通過するランナー。地下道を通り、反対側に出て撮影する。ランナーは向こう側の車線を走っているのでチト分かりにくいか・・・。
望遠で撮ってみる。雷門がよ〜くみえるでしょ!ここは人気スポットで観衆も多いが、テレビカメラなど報道陣も数多く陣どっていた。
雷門前を右折するランナーたち。アサヒビール本社ビルが正面に聳える。さあ、今度は1度銀座に戻り、有楽町線に乗り換え豊洲に向かう。いよいよゴールに近づいてゆくのだ。銀座線へGO!急げ急げ!なんか走っているより大変な感じだ・・・。
このレースは、フジサンケイグループの独占放映である。至る所でボランティア?の人たちが「産経新聞」と書かれた真っ赤な応援小旗を配っている。
銀座4丁目へ戻る。銀座三越前。この時間、中央通は上下線ととも行き帰りのランナーで溢れている。いつもは歩行者天国で、わりとの〜んびりた感じであるが、今日は熱気に包まれている。ここで地下鉄銀座線から有楽町線へ乗り換える。
豊洲駅前。残り4Kの地点である。まだ雨は降っているがだいぶ小降りとなった。ここでレナウンACの出場選手達の応援体制に入る。スタートより2時間50分が経過していた。ちょっと遅かったか・・・。サブスリーを目指すT中選手とM宮は通過してしまっただろうか・・・。ん〜・・・。次から次へとランナーが湧いてくるので果たして見つけられるだろうか・・・。
もうちょっと見やすいところへ移動。豊洲駅前で約1時間20分(途中20分休憩)がんばる。・・・が、目を皿のようにして観ていたのだが、残念ながら誰一人発見することができなかった。トホホホ・・・。くやし〜!あきらめてゴール地点へ向かうことにする。
豊洲駅から、、ゆりかもめに乗って国際展示場(東京ビッグサイト)へ向かう。おおっ!少し日が差し込んできた。ここにきてやっと天候が回復してきているようだ。国際展示場が見えてきた。ランナーが連なって見えているが、あの正面の建物の左端しを右に曲がったところにゴールがある。思わず車窓から撮影してしまった。

天候は急激に回復してきている。皮肉なものである。ここは国際展示場の目の前。ランナーはここで左にカーブをとると、残り600M足らずでゴールである。みんなガンバレ!あと少し!大小様々な所属チームの応援団がここで最後の声援を送っている。
学生(高校生?)のブラスバンドの演奏が選手たちに力を与える。歯を食いしばって最後のガンバリを見せるランナーがたくさんいる。あと残り400M!
あと残り300M!右折するとゴールが見えるゾ!

右折するとスグ42K地点。あと195M!ゴールは目の前である。最後の直線に入り、ランナー皆さんの顔もややほころんでいるように見える。このあたりの皆さんで4時間30〜40分ぐらいでのゴールである。本当に頑張りました。お疲れ様!
皆さんが「「歓喜のゴール」へと次々に吸い込まれてゆく。2007・東京マラソンのゴールの味は、つらかった分、さぞかし素晴らしいおいしさだったに違いない・・・。
ゴール前スタンドにて・・・。初めてマラソンというものを観てみたが、予想以上に移動するのに時間がかかることに驚いた。きちんと計画を立て、予想到達時間から逆算して撮影および応援地点を決めたが全く思い通りに行かなかった。こりゃ〜レースに出ていたほうが楽だ!って感じ。また警備が厳しくて、スタ−ト、ゴールともまったく選手に近づけず。また目の前を選手は走っているのだが、これも警備のガードがきつくて一般の観衆とランナーの距離が非常に遠く感じた。が、それだけに選手たちが輝いて見え、非常にうらやましく思えた。
さすが3万人出場のレース。帰りもものすごい人人人。応援に駆けつけた仲間も加わりビッグサイトは超満員である。駅に向かうがなかなか進まない。ヒエ〜・・・!
ぞくぞくと走り終えたランナーたちが、仲間達とともにビックサイトを後にし、駅へと向かう。当然キップ売り場は長〜い行列ができていた。待ちたくないので豊洲の駅までJOGすることにした。約4KのJOGである。
豊洲公園に到着。雨もあがり少しずつ日が差し込んできている。せわしない移動や、必死に場所を確保しての撮影、、そして一生懸命目を凝らして走っている仲間を見つけようとした「気づかれ」でかなり疲れた。4KJOGしてストレスがすこし飛んだ感じである。ふ〜っっ・・・。   あれっ?なんか大きな商業施設があるではないか!ちょっと探検してみることに・・・。
ほほ〜・・・。ドッグの跡地を改装してショッピングモールを作ったワケカ・・・。 東京ウオーターフロントだからこそできるワザだ!「アーバンドック」って奴だ。カ〜コイイッ!
おお〜!手前の橋が上がるとこんな感じ。跳ね橋だったのだ!中がドッグだったところ。ここは船着場になっていて入港・出港するときに橋が上がる仕組みだ!子供たちが喜んでいる・・・。
反対側から観たところ。跳ねた橋の向こうに、東京湾が広がっている。クレーンを残しているところがいかにも・・・である。

店内はこんな感じ。パイプオルガンの生演奏なんかもやっている。大型ショップとしてはGAP、ユニクロ、無印良品などがある。おおっ!東急ハンズとインザルームもあるのか!書店は紀伊国屋でしょ〜。UNITED CINEMASもあるでしょ〜・・・。やややっ、これが噂の・・・。ここにあったのか!キッザニア東京!これは子供たちに職業体験さすことができる[子供のための街]である。職業柄聞いたことはあった。う〜む。文化的な事業も一体化させるとは・・・。流石である。その名も「ららぽーと豊洲」。いちど家族お揃いでいってみてはどうだろう。

ちょっと脇道にそれたが、外に出てみると晴れておだやか〜な天気になっている。店内で購入してきたビール1リットルとフォッカチオ2枚でひとり乾杯!うめ〜!うあ〜・・・っ、ポカポカして気持ちいい〜〜・・・。あまりの気持ちよさに昼寝してしまった。(来年東京マラソンを走る自分を想像しながら・・・・)     こんな応援のスゴイ大会は他になし!絶対出場すべし!これ結論。                        終わり

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